日本人はなぜ、無難な色の服を好むのか

 

「ほんとはこんな色(鮮やかな色)も着てみたいけど・・
でも色の合わせ方が難しそうだし・・
結局使わなくなりそうだから・・
やっぱりとりあえず黒にしておこうかなあ。」

↑まさにあるあるネタですね。
誰だって買い物の失敗は出来る限り避けたいものです。
(失敗?服なんてどーでもいいから全然オッケー!という方は別ですが・・)

ですが、そもそもなぜ、「とりあえず黒色」

「とりあえず紺色」「とりあえずグレー」・・・

のような観念が生まれているのでしょうか。
(「とりあえず赤色」なんて人なかなかいませんからね。笑)


そこには江戸時代に庶民に発せられたという
奢侈禁止令」が深く影響しているようです。

このころの庶民の位の人々は贅沢が徹底的に禁じられており、
服装では赤や紫等の鮮やかな色の使用は支配階級にのみ許され
庶民には染料の安価な「藍色鼠色茶色」の
たった3系統だけが使用を許されていたそうです。
(国民の着る物にまで口を挟むなんて、ちょっと考えられないですね。。)

 

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(↑帯の色を見定めている姿が描かれているのだそう。)


その名残で今でも「白・黒・紺・茶」が

無難な色というイメージが無意識に

日本人に染み付いているということです。

 


又、それを利用してカラーを打ち出している各企業の影響、

「とりあえず周りに合わせておけばいい」という風潮

(これは服装に限らずですが)等々、

他にも理由はたくさんありますが


総じて、日本人は遥か昔から

色によって自分のイメージアップをはかるという

観念そのものが封じ込まれているのかもしれません。


海外の風景を見ても、家の壁の色や車の色、

それぞれ鮮やかな色が使われていることも多いですね。

翻って、日本を見渡すと、どうでしょうか?



ですが、決して「無難な色」を使うな!!

ということではなく・・

自分に似合う「無難な色」を積極的に選べば、

今まで使えなかった鮮やかな色をコーディネートに組み込んでも、

色どうしの特性が同じな為、上手に調和し合い

あっと言う間におしゃれな人になるわけです。


昔と打って変わって、現代ではさまざまな色が使えます。

そして幾つもの海外ブランドが

日本に進出してきてくれたおかげで

昔よりも圧倒的に洋服の選択肢が広がりましたね。

なんて恵まれた環境なことか・・・(^^)

服装は、TPOさえ弁えれば、自由なものです。

今もなお根強い、色への抵抗が少しでも緩和して

自由にファッションを楽しめる人が

増えてほしいなと、思います。

 

 

 

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イメージコンサルタント 原山葵